
公爵に買われた私は、ドレスのまま快楽に溺れる
著者:彩羅
発売日:2025年8月5日
「この身体、買われました──公爵様の『飾り』として」
貧しい家に生まれた私は、家の借金のかたに夜会の『飾り』として売られてしまう。
身にまとうのは、豪奢なドレス──。
だが彼女を買ったのは、若くして公爵位を継いだ美しき男、リシャール・グランディエだった。
「君は、選ばれたんだ。私の、『ただひとり』として」
そう言って与えられたのは、冷たい檻ではなく──
甘く、蕩けるほど淫らな快楽。ドレスを脱がせもせず、何度も、深く、愛されて──
私の心は少しずつ、快楽と執着の甘い鎖に絡め取られていく。
そして気づく。
この出会いは、“偶然”などではなかったと──。