銀狼公爵は、愛しい生贄を夜ごとに食み尽くす
著者:彩羅
発売日:2025年12月10日
生贄として銀狼公爵の城へ差し出された“魔力なし”の少女リリア。
恐怖で震える彼女の前に現れたのは――
獣の姿から人へ姿を変えた、美しくも危険な銀狼公爵ヴォルフだった。
「ずっと飢えていた……もう我慢できない」
耳元で囁く低い声に、
リリアは“食べられる”のだと覚悟する。
しかし翌朝目覚めると、身体は無傷のまま。
勘違いしたまま過ごすリリアを、
ヴォルフは宝石や豪華な食事で甘やかし、
毎晩「匂いづけ」と称して彼女を抱きしめて離さない。
「怖がらせたくない。
どうしたら、お前が安心して俺に触れてくれる?」
不器用な銀狼と、自己価値の低すぎる少女。
すれ違いながらも、ふたりの心は少しずつ近づいていく……。
しかし、リリアを𠮟り続けてきた実家が彼女を奪い返しに来たとき、
銀狼の“本性”が解き放たれる。
「俺の妻に――触れるな」
半獣化して暴走するヴォルフ。
涙で彼を呼ぶリリア。
そして迎える、魂まで刻む“番の儀式”。
これは、
生贄だった少女が“唯一無二の愛”に選ばれ、
銀狼の番として幸福を掴む――
甘く激しい溺愛ファンタジー。