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【小説版】婚約破棄されたノンケの俺がドSなイケメンにハメられて!?~カフェの裏では、秘密のハプニングバー・ブルームーンがやっている~
“月を描いて”──その一言が運命を変える。オムライスから始まる官能の物語。
二階堂郁は、婚約者に一方的に婚約破棄され、心が折れかけていた。彼女が言った言葉は一つ。「あなたには私に対する熱意が感じられない。」郁自身、性的な欲望が薄かったことを自覚していたが、それでも彼女との関係を続けたかった。だが、全てが崩れ去ったその夜、自暴自棄になった郁は、街を彷徨い、ふと立ち寄ったカフェ「セプテンバームーン」。
ここで彼が注文したのは、メニューには載っていない特別なオムライス。その注文をした瞬間、店員が見せた微妙な表情と、「ケチャップで何を書きますか?」という問いが、郁の運命を大きく変えるきっかけとなった。
無意識のうちに、「月を描いて欲しい」と答えたその一言。それが地下にひっそりと存在する、秘密のハプニングバー「ブルームーン」への招待状だったことなど、郁には全く予想もできなかった。だが、好奇心に駆られてその場所へと足を踏み入れた郁を待っていたのは、ひときわ魅力的な男、一ノ瀬煌也だった。
煌也の誘いで、郁は知らず知らずのうちに官能の世界に引き込まれていく。かつて感じたことのない快楽が彼の体を支配し、心も体も煌也の手のひらで踊るように溺れていく。欲望を感じたことのない自分に対して戸惑いながらも、彼の手管に翻弄される日々が始まった。
一皿のオムライスが引き金となり、郁の人生は思いがけない方向へと転がり始める。今まで知らなかった自分を発見し、彼との関係は予想以上に深く、熱く、そして官能的なものになっていく。
郁は果たして、この新しい世界にどこまで溺れ、どこまで自分を失っていくのだろうか──。
婚約破棄されたノンケの俺がドSなイケメンにハメられて!?~カフェの裏では、秘密のハプニングバー・ブルームーンがやっている~
郁はある日、婚約者に性的に消極的だったことを理由に婚約破棄されてしまう。
傷心のままに郁は、カフェの地下に隠されたハプニングバー「ブルームーン」へと迷い込んでしまって――。
「まあ、偶然来ちゃったとしても……こんな偶然、奇蹟じゃないと起きないんだし、もうちょっと、楽しんでみたら?」
ハプニングバーで出会った、魅力的でちょっとSっ気のある煌也に誘われるままに、郁は少しずつ快楽へと堕ちていく……。
秘密のバーを舞台にした、ちょっと過激なボーイズラブストーリー。